ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ
National Women's Soccer League
加盟国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 22
大陸連盟 北中米カリブ海サッカー連盟 (北アメリカ)
創立 2012
参加クラブ 12
リーグレベル 第1部
リーグカップ NWSLチャレンジカップ
最新優勝クラブ ワシントン・スピリット (1回目) (2021)
最多優勝クラブ FCカンザス・シティ
ノースカロライナ・カレッジ
ポートランド・ソーンズFC (2回)
最新シールドクラブ ポートランド・ソーンズFC (2回目) (2021)
最多MLS首位 ノースカロライナ・カレッジ (3回)
テレビ局 CBSスポーツ, Twitch
公式サイト nwslsoccer.com
2022

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ: National Women's Soccer League、略称:NWSL)は、アメリカ合衆国で行われる女子サッカーのプロリーグである。

概要

アメリカ合衆国の女子サッカーにはWUSA(2001年-2003年)、WPS(2009年-2011年)と過去に2つのトップリーグが存在したが、いずれも予算難を理由に短期間で廃止に追い込まれた[1]。NWSLは2012年WPSの後を継ぐ形で創設され、2013年に8チームでシーズンが開幕した。

リーグ戦はより多くのサポーターが観戦しやすいように、土曜・日曜・祝日を中心に編成し[2]、試合会場も大学のグラウンドなど中小規模のものを使用、人件費を抑えるためにアメリカ合衆国代表クラスの選手はアメリカ合衆国サッカー連盟が給料を支給しクラブの運営面の負担を減らすといった身の丈に合わせた経営体制を整えている[3]

年間スケジュールと試合システム

  • 2013年
大会は年間22試合で、ホーム・アンド・アウェーで全体で2回ずつの14試合(7試合×2)、またこれとは別に本拠地に近い地域との対戦をやはりホーム・アンド・アウェー方式で8試合(4試合×2)の計22試合を行い、リーグ戦終了後の上位4チームがプレーオフを争う。なおレギュラーリーグ(予選)の1位チームは「NWSLシールド賞」として表彰される。
  • 2014年
1チームが新規参加し、9チームで行われる。今回は3回総当たり24試合制となっており、ホーム&アウェーでの2回総当たり+どちらかのホーム(地域性などを考慮)で1回総当たりとなっている。プレーオフは従来と同じ上位4チーム。
  • 2015年
9チームによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が21週間で行われる。シーズン終了時点で上位4チームがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したチームが決勝に進出する[4]
  • 2016年
10チームによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が19週間で行われる。ただしFIFAが指定する国際Aマッチデーと、リオデジャネイロオリンピックが開催される8月1日- 25日はブレイク期間とする。シーズン終了時点で上位4チームがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したチームが決勝に進出する[5]
  • 2017年
10チームによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる。プレーオフは従来と同じく上位4チームが進出する[6]
  • 2018年-2019年
9チームによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる(各チームと3回ずつ対戦)。プレーオフは従来と同じく上位4チームが進出する。
  • 2020年
前シーズンと同様に、9チームによるホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる(各チームと3回ずつ対戦)予定であったが、3月20日に新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響によりレギュラーシーズンの延期を発表[7]、5月27日にレギュラーシーズンとプレーオフは中止とし、6月27日よりNWSLチャレンジカップを開催することを発表した[8]
8月25日、NWSLはフォール・シリーズの開催を発表した[9]
  • 2021年
前年に行われたNWSLチャレンジカップが引き続きレギュラーシーズン開催前の期間(4月9日-5月8日)に行われた。
レギュラーシーズンは10チームによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる。シーズン終了時点で上位6チームがプレーオフに進出し、ファーストラウンドで3位と6位、4位と5位が試合を行い、勝利チームが準決勝に進出し、それぞれ1位、2位のチームと試合を行う。

試合中継

アメリカ合衆国

毎節指定された試合は「Game of the Week」としてケーブルテレビ局の「Lifetime」で生中継される。それ以外の試合はNWSL公式サイト(NWSLSoccer.com)かあるいはアプリ「go90」を通じて生中継され、無料で視聴することができる[10]。放送終了後は、「Game of the Week」はLifetimeのサイトを通じて視聴することができ、その他の試合はNWSL公式サイトかあるいはアプリ「go90」を通じて視聴することができる[10]

アメリカ国外

すべての試合がNWSL公式サイト(NWSLSoccer.com)を通じて生中継され、無料で視聴することができる[10]。放送終了後はすべての試合のフル映像とハイライト映像をNWSL公式サイトで視聴することができる[10]

参加クラブ

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ
チーム名 本拠地 収容人数 拠点 創設年 参加年
エンジェル・シティーFC バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム 22,000 カリフォルニア州ロサンゼルス 2020 2022
シカゴ・レッドスターズ シートギーク・スタジアム 20,000 イリノイ州ブリッジビュー 2007 2013
ヒューストン・ダッシュ PNCスタジアム 22,039 テキサス州ヒューストン 2013 2014
カンザスシティ・カレント[11] チルドレンズ・マーシー・パーク 18,467 カンザス州カンザスシティ 2020 2021
NJ/NY ゴッサムFC レッドブル・アリーナ 25,000 ニュージャージー州ハリソン 2007 2013
ノースカロライナ・カレッジ ウェイクメッド・サッカー・パーク(英語版) 10,000 ノースカロライナ州ケーリー 2017 2017
OLレイン ルーメン・フィールド 10,000 ワシントン州シアトル 2012 2013
オーランド・プライド オーランド・シティ・スタジアム 25,500 フロリダ州オーランド 2015 2016
ポートランド・ソーンズFC ジェルドウェン・フィールド 20,438 オレゴン州ポートランド 2012 2013
レーシング・ルイビルFC リン・ファミリー・スタジアム 15,304 ケンタッキー州ルイビル 2019 2021
サンディエゴ・ウェーブFC[12] トレロ・スタジアム(英語版) 6,000 カリフォルニア州サンディエゴ 2021 2022
ワシントン・スピリット アウディ・フィールド
セグラフィールド(英語版)
20,000
5,200
ワシントンD.C. 2012 2013

過去に在籍したチーム

リーグ活動期間

サンディエゴ・ウェーブFCエンジェル・シティFCレーシング・ルイビルFCカンザスシティ・カレントカンザスシティ・カレントユタ・ロイヤルズFCオーランド・プライドヒューストン・ダッシュノースカロライナ・カレッジウェスタン・ニューヨーク・フラッシュワシントン・スピリットNJ/NY ゴッサムFCNJ/NY ゴッサムFCOLレインOLレインOLレインポートランド・ソーンズFCシカゴ・レッドスターズFCカンザス・シティボストン・ブレイカーズ

歴代優勝クラブ

シーズン NWSLチャンピオンズ
プレーオフ優勝
NWSLシールド
レギュラーシーズン1位
NWSLチャレンジカップ
2013 ポートランド・ソーンズFC ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ(英語版)
2014 FCカンザス・シティ(英語版) シアトル・レインFC
2015 FCカンザス・シティ(英語版) シアトル・レインFC
2016 ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ(英語版) ポートランド・ソーンズFC
2017 ポートランド・ソーンズFC ノースカロライナ・カレッジ
2018 ノースカロライナ・カレッジ ノースカロライナ・カレッジ
2019 ノースカロライナ・カレッジ ノースカロライナ・カレッジ
2020 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により中止 ヒューストン・ダッシュ
2021 ワシントン・スピリット ポートランド・ソーンズFC ポートランド・ソーンズFC
2022 ノースカロライナ・カレッジ

出典: NWSL Team Standings

歴代個人記録

2021シーズン終了時

得点

通算 (レギュラーシーズンのみ、太字はリーグ在籍選手)

順位 選手名 得点
1 オーストラリアの旗 サム・カー 77
2 アメリカ合衆国の旗 リン・ウィリアムズ(英語版) 57
3 カナダの旗 クリスティン・シンクレア 54
4 アメリカ合衆国の旗 ジェシカ・マクドナルド(英語版) 51
5 アメリカ合衆国の旗 クリステン・プレス 45
6 アメリカ合衆国の旗 カーリー・ロイド 42
7 アメリカ合衆国の旗 ミーガン・ラピノー 40
8 アメリカ合衆国の旗 エイミー・ロドリゲス(英語版) 39
9 アメリカ合衆国の旗 アレックス・モーガン 38
10 アメリカ合衆国の旗 シドニー・ルルー(英語版) 37

アシスト

通算 (レギュラーシーズンのみ、太字はリーグ在籍選手)

順位 選手名 アシスト
1 アメリカ合衆国の旗 ジェシカ・マクドナルド(英語版) 27
2 アメリカ合衆国の旗 リン・ウィリアムズ(英語版) 26
3 アメリカ合衆国の旗 ソフィア・ウエルタ(英語版) 25
4 アメリカ合衆国の旗 トビン・ヒース(英語版) 24
日本の旗 川澄奈穂美
オーストラリアの旗 サム・カー
7 アメリカ合衆国の旗 クリスタル・ダン(英語版) 22
ウェールズの旗 ジェス・フィッシュロック(英語版)
アメリカ合衆国の旗 クリスティン・ネアン(英語版)
10 アメリカ合衆国の旗 ヴァネッサ・ディベルナルド(英語版) 20
アメリカ合衆国の旗 アレックス・モーガン
アメリカ合衆国の旗 ケリー・オハラ(英語版)
アメリカ合衆国の旗 キーリア・ワット(英語版)

NWSLアワード

最優秀選手

シーズン 選手名 クラブ
2013 アメリカ合衆国の旗 ローレン・ホリデイ(英語版) FCカンザス・シティ(英語版)
2014 スコットランドの旗 キム・リトル シアトル・レインFC
2015 アメリカ合衆国の旗 クリスタル・ダン(英語版) ワシントン・スピリット
2016 アメリカ合衆国の旗 リン・ウィリアムズ(英語版) ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ(英語版)
2017 オーストラリアの旗 サム・カー スカイブルーFC
2018 アメリカ合衆国の旗 リンジー・ホラン(英語版) ポートランド・ソーンズFC
2019 オーストラリアの旗 サム・カー シカゴ・レッドスターズ
2020 (レギュラーシーズン中止)
2021 ウェールズの旗 ジェス・フィッシュロック(英語版) OLレイン

ゴールデンブーツ(得点王)

シーズン 選手名 所属クラブ 得点
2013 アメリカ合衆国の旗 ローレン・ホリデイ(英語版) FCカンザス・シティ(英語版) 12
2014 スコットランドの旗 キム・リトル シアトル・レインFC 16
2015 アメリカ合衆国の旗 クリスタル・ダン(英語版) ワシントン・スピリット 15
2016 アメリカ合衆国の旗 リン・ウィリアムズ(英語版) ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ(英語版) 11
2017 オーストラリアの旗 サム・カー スカイ・ブルーFC 17
2018 オーストラリアの旗 サム・カー シカゴ・レッドスターズ 16
2019 オーストラリアの旗 サム・カー シカゴ・レッドスターズ 18
2020 (レギュラーシーズン中止)
2021 アメリカ合衆国の旗 アシュリー・ハッチ(英語版) ワシントン・スピリット 10

所属外国人選手

詳細は「en:List of foreign NWSL players」を参照

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 川澄、洗練された米国リーグで武者修行 再び世界一になるために必要なものSports Navi、2016年3月11日閲覧。
  2. ^ “NWSLが始動”. 日本女子サッカーリーグ (2013年5月2日). 2016年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
  3. ^ 第3回 U-23米女子代表シム・マレアナ選手に聞くアメリカ国内リーグの今Sportie.com、2016年3月13日閲覧。
  4. ^ 2015 Competition Rules and RegulationsNWSL公式、2016年3月12日閲覧。
  5. ^ NWSL ANNOUNCES FULL 2016 SCHEDULE Archived 2016年2月22日, at the Wayback Machine.NWSL公式、2016年3月12日閲覧。
  6. ^ Rules & Regulations 2017 Competition Rules & RegulationsNWSL公式サイト、2017年5月16日閲覧。
  7. ^ “National Women's Soccer League Official Site | NWSL”. www.nwslsoccer.com (2020年3月17日). 2022年1月8日閲覧。
  8. ^ “NWSL announces 2020 NWSL Challenge Cup presented by P&G and Secret rules and regulations and awards”. www.nwslsoccer.com (2020年6月22日). 2022年1月8日閲覧。
  9. ^ “NWSL to continue breakout 2020 season with fall series”. www.nwslsoccer.com (2020年8月25日). 2022年1月8日閲覧。
  10. ^ a b c d FAQNWSL公式サイト.2017年5月18日閲覧。
  11. ^ “KC NWSL women’s soccer: new team name is Kansas City Current” (2021年10月31日). 2021年11月1日閲覧。
  12. ^ “National Women's Soccer League Official Site | NWSL”. www.nwslsoccer.com (2011年11月9日). 2021年11月11日閲覧。
  13. ^ Boston Breakers officially cease operations, NWSL to hold dispersal draftThe Oregonian. 2018.1.29付. 2018年2月17日閲覧。
  14. ^ NWSL announces that FC Kansas City will cease operationsNWSL公式サイト.2017.11.20付、2017年12月2日閲覧。
  15. ^ NWSL heads to Rio Tinto: Real Salt Lake enters the league for 2018NWSL公式サイト.2017.11.16付、2017年12月2日閲覧。
  16. ^ “Kansas City Returns to the NWSL as Expansion Team in 2021” (英語). NWSL公式サイト. NWSL. 2021年3月14日閲覧。
  17. ^ NORTH CAROLINA FOOTBALL CLUB ENTERS INTO AGREEMENT TO ACQUIRE RIGHTS TO WNY FLASHNWSL公式サイト.2017.1.9付、2017年3月5日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ (@nwsl) - Twitter
  • ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ (@nwsl) - Instagram
  • NWSL (NWSL) - Facebook
  • NWSLsoccer - YouTubeチャンネル
ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)
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  • 2022
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国のサッカー
アメリカ合衆国サッカー連盟
ナショナルチーム

男子: 男子 · U-23 · U-20 · U-18 · U-17 · フットサル · ビーチサッカー
女子: 女子 · U-23 · U-20 · U-18 · U-17

国内リーグ

男子: MLS(プレーオフ · MLSカップ · ウェスタンC/イースタンC) · NASL(サッカーボウル) · USL (Champ/リーグ1/リーグ2· PDL · NPSL · 青年サッカー(5部) · クラブサッカー(5部)
女子: NWSL · NWSLチャレンジカップ · WPSL · UWS

国内カップ
廃止

男子: NPSL (1967) · NASL (1968-1984) · USL (1984-1985) · USL 2部 (1990-2010) · Aリーグ (1995-2004) · USL 1部 (2005-2010) · D2プロリーグ (2010)
女子: Wリーグ (1995-2015) · WUSA (2000-2003) · WPS (2007-2012)

USサッカーアスリートオブザイヤー · メジャーリーグサッカーMVP · MLS得点王

関連項目

MLSオールスターゲーム · 男子サッカークラブ · 女子サッカークラブ · 男子サッカー選手 · 女子サッカー選手 · サッカー指導者 · 審判員 · サッカー競技施設 · ドラフト会議 · 特別指定選手制度

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